HOW TO 折込チラシ
Posted:2021年11月08日(月曜日)
新聞を定期購読されている方なら、毎日、折込チラシを目にすると思いますが、実際に自分でチラシを入れてみた経験のある方はそう多くありません。
身近なようでいてよく分からない、そんな「折込チラシ」に興味をお持ちの貴方に。少しでもお役に立てればと、折込の手引きとなるような記事を書いてみました。
実際に折込をお考えの方も、まだ何も決まっていない方も、何かしら参考にしていただけたなら幸いです。
まずは、チラシ制作に取りかかる前の大前提。
伝えたいことは何ですか?
「新規開店のご案内」「新商品のご紹介」「イベント開催の告知」「新年度の生徒募集」「スタッフ急募!」「迷いネコを探しています」…
あれもこれもと、いろんなことを伝えたいかもしれませんが、メインをひとつ選んでください。
メインを決めると必然的に全体のテイストが定まり、制作を進めやすくなります。
続いて、チラシを折り込みたい時期、配布エリアを決めていきましょう。折込の時期と場所が決まれば、いわゆるターゲット(見てもらいたい人)がイメージできるようになります。
つまり「折込チラシで誰にどんなことを伝えたいか」をハッキリさせること。そこまで決まったら、あとは簡単です。
どんな段取りで進めたらいいのか、費用はどのくらいかかるかなどは、お気軽にお問い合わせください。
▶TEL:076-421-8686
さて、この段階で載せる内容、折込日、配布エリアが決まりましたね。ゴールが定まったわけですから、ぐんと進めやすくなりました。
それでは早速チラシを作ってみましょう。
1.載せたい情報を整理する
メインで伝えたいことは最初に決めましたが、それ以外に載せたいことを箇条書きで書いてみましょう。
紙のサイズ、片面だけにするか両面使うかによって掲載できる情報量は大きく違います。
自分の載せたいことが多いと思ったら、紙のサイズを大きいものにするか、載せる内容の一部を割愛するか、のどちらかです。全部詰め込もうと思って、小さな文字でギッシリ書いてあると読んでもらえなくなります。
2.必要な写真、地図、イラスト、テキストの準備
サービスの内容によりますが、お店の場所が分かるのは重要ですね。スマホで簡単に経路を調べることができるとはいえ、目印がわかる地図も載せるに越したことはありません。
視覚的にルートが分かると、仕事の帰りに立ち寄ろうかな…と具体的な来店イメージを想起させることができます。
オープンしたてのお店なら、外観写真を載せるのも効果的。お店の前の道路状況や駐車場スペースの有無と広さ(何台停められるか)もお知らせしておくといいですね。
他にも、スタッフの写真、店内の写真はお店の雰囲気が伝わるので、お店に入りやすくなります。もちろん事情があって掲載できない場合もあるでしょうから、伝えたいイメージのイラストを入れるのもよいでしょう。
商品やサービスを説明するテキストは簡潔な言い回しで、分かりやすく。専門用語、業界用語はなるべく避けるか、注釈を入れると読みやすくなります。
また、自分たちのサービスをPRしたいという思いが強いと、大げさな表現を使いたくなる気持ちは分かりますが、「うそ、おおげさ、まぎらわしい」チラシは折り込むことができません。当社の折込広告基準もご一読ください。
3.レイアウト
メインから順に配置し始めると、意外と忘れてしまうのは店舗情報。一番最初に、住所や連絡先(TEL)、QRコード、地図などをまとめて載せるスペースを確保しておくと安心です。
その後に、キャッチコピーとメインの写真を決めて、大きく配置しましょう。まずは手に取ってもらうインパクトも大事です。
上から下に、左から右に、目の動きを意識して配置してみましょう。
4.寝かせる!(←重要!)
初めて作るときにありがちなのは、あれも入れたい、これも入れたい、こんなデザインを使ってみたい…と張り切って、ごちゃごちゃ盛り込み過ぎてしまうという失敗。
作った本人の満足度は高いのですが、お客様にとっては読みづらいものに仕上がることがあります。
それを避けるために一番いいのは、ある程度できあがったら、第三者に見てもらうこと。
「この数字、独特のフォントを使ってて読みづらい…。1なの?7なの?」
「このキャンペーンって、何日までやってるの? 期間が書いてないけど?」
「この値段は2個セットの価格でいいのかな? どっちの意味なのか分かりにくい」
といった意見がきっといくつか出てくるはず。
チラシを見た人に誤解させてしまったら、後でトラブルになりかねません。
身近に適任者がいなければ、せめて一晩おいて、翌日新鮮な気持ちで眺めてみましょう。
5.印刷する
誰でも簡単にできる!と謳われるネット印刷ですが、慣れるまでは意外と手こずるもの。
いざ注文してみようと思うと、紙の種類や重さ(厚さ)の選択、白フチの有無、データの入稿…、見慣れない言葉の羅列に戸惑う方も多いのです。
初めての方は地元の印刷会社に依頼されるか、サービスセンターまでご連絡ください。当社では印刷からのお申込もお受けしています。
6.チラシの搬入
ご自身で搬入される方は、サービスセンター本社(富山市婦中町島本郷10-7)に、折込日の2営業日前の正午までに持ち込んでください。受付時間は、平日の9~17時まで。折込料金は前払い制なので、納品時にお支払いいただくとスムーズです。
また、印刷会社から直接納品の場合は、宛先を上記住所に指定してください。
ネット印刷で注文される場合は、納品までの日数に余裕をもって。ネット印刷ではお届けの期日指定ができても、配達時間帯は選べないことがあります。2営業日前の正午までにチラシが届かなければ、折込日の変更をお願いすることになります。状況によってはキャンセル料が発生することもあるので、ご注意ください。
7.折込当日
当日の朝、新聞と一緒に各家庭にお届けします。チラシの内容によっては折込の当日ではなく、翌日や週末になってから、どっと反応があることも。
焦らず気長にリアクションを待ってみてください。この日に合わせてSNSを更新してみるのもオススメです。
ここまで読んでいただいて、「………。」となった方、大丈夫です! 昔から「餅は餅屋」と言いますよね。苦手なことは得意な人にやってもらうというのも賢明な判断です。
一度目は誰かにやってもらって、二度目以降は「これなら自分で出来そう!」と挑戦するのもアリなんです。
とにかく初回は、狙ったタイミングで折り込む、スピード感が大事。
思い立ったが吉日ですから、まずはお気軽にお問い合わせください。
▶TEL 076-421-8686
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