新聞とチラシが届くまで
Posted:2021年11月08日(月曜日)
毎朝、読者の皆様にお届けしている新聞と、それに折り込まれてくるチラシ。
新聞販売店に搬入されてから各家庭の郵便受けに収まるまで、どのような手順で作業されているかご存知でしょうか。
ドラマや映画などでは、新聞販売店の作業台で新聞にチラシをセットしているところや、まだ薄暗い早朝の街を配達のバイクが走り去っていく描写はよく見かけるかもしれません。
しかし、それは配達業務のなかの、ほんの一瞬を切り取ったもの。新聞が販売店に届いてから出発するまでの一連の流れを見せてくれる動画はあまりないと思うので、ぜひ、こちらでご覧ください。
▼折込業務篇
チラシを折り込むためには、前日のうちに、▲▲地区に入れてほしいとご依頼のあったチラシ〔Aスーパー、Bスーパー、C電器店、D美容室…etc.〕を一つの束にセットしておかなくてはなりません。
この作業のことを、「丁合(ちょうあい)」と呼んでいます。
もちろん専用の機械(丁合機)を使って組んでいくのですが、最後の仕上げはスタッフさんの熟練のスキルと心遣い。
翌朝出勤してくる配達員さんの作業がしやすいよう、紙の端をまっすぐピシッと揃えてきれいに仕上げてくれます。
▼新聞配達篇
当日の朝は前日にセットしておいたチラシを朝刊に挟み込んで、いざ出発です。
新聞が運ばれてくる時間に合わせて、販売店の作業所には大勢のスタッフが集まりますが、皆さん自分の作業に真剣。黙々とチラシを差し込み、必要な部数を数えて準備します。
配達員さんにもそれぞれ自分なりの方法がありますが、「こちらの集落では35部、あちらのアパートでは10部」など、車に積み込む際にエリアごとに部数を分けて用意していく人が多いですね。
配達ミスがぐんと減る方法です。
また、雨の日は濡れないように、気温の低い朝にはポストに付着している夜露で湿らないように。
印刷したてのインクの匂いが香り立つような新聞が読者の皆さんに届くよう、一軒ずつ丁寧に配達しています。
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